キャロムゲーム−アーティスティック 課題図の見方
LastUpData 1999/08/21
アーティスティックビリヤードは玉の場所と手玉の軌跡が課題毎に決められています.
ここでは課題図の見方を説明します.
- 玉の置き方
- 玉の場所は通常1つのアルファベットと2つ(1つ)の数字で表します.
- 例) A 159(7)
- アルファベット
- 短クッションのセンターを結ぶ線と長クッションの各ポイントどうしを結ぶ7本の線で区切られた16個の区画にそれぞれA〜Pを付けます.
- 数字
- アルファベットで表される1×2ポイントの四角を,1ポイントを6等分する線で72個に分割します.
- 一番下の段から0,1,2…,15,左から1,2,…,6の番号を振って下図のように番号付けします.
- 玉を線の上に置く場合は,上線の真中が(7),右上の角が(8),右線の真中が(9)と補助の数字を記入します.
- 特殊な記述方法1
- 玉の場所を表す表記方法の中で以下の様な表記がたまにあります.
- 1 A 26
- 2 A 26
- −A 53
- これは1,2の2つの玉を接触させて置く場合の表記方法です.
- 玉1 A26.
- 玉2 A26からA53に引いた線上で,玉1と接触する場所.
- 特殊な記述方法2
- 玉の場所を表す表記方法の中で以下の様に玉以外をあらわすPという表記がたまにあります.
- P D 158(8)
- これはピン(PIN)をあらわすもので、指定された場所にピンを置きます.
- ピンがある場合は、指定されたとおりにピンを回避して手玉を動かさなければなりません.
-
- 玉の動き方
- テーブルの4辺にそれぞれα,β,γ,δと名前が付けられています.
- 課題図の中では手玉を後玉に当てるまでにクッションさせる順番をこのギリシャ文字で表しています.
- 例) Ball:β−δ−β(−δ)
- (カッコの中は当てても当てなくても良い)